一式陸攻。

こんにちは、しおくま商店の“いと”です。

一式陸攻 1のコピー

気がつくともう8月のお盆、今年もまた終戦の日が近づいてきました。

戦争は実際には体験していませんが、
なんともいえないやるせない、胸が締め付けられる気持ちになります。

以前も書いたことがありますが、
しおくまで従軍したのは4名、うち三男の久雄さんだけが戦死されています。
(→http://shiokuma21.blog69.fc2.com/blog-entry-67.html

久雄さんだけが職業軍人(他は赤紙が来て従軍)で、
予科練という海軍の学校に行き飛行機乗りになっていることはわかっていましたが、
サイパンで死んだこと以外その足跡は良くわかりませんでした。

それが今年実家の片づけをしたことで、いろいろなことがわかってきました。

始まりは30年前に祖父に来た福島のSさんから来た手紙を発見したことからでした。

予科練  手紙のコピー

それにはSさんが久雄さんと予科練で同期だったこと、海軍飛行機部隊の記録の本が出たこと、
それに久雄さんの名前が出ていることが書かれていました。

予科練 本

絶版になっていましたので、すぐに古本で買い求めページをめくると
手紙に書かれたとおり小野久雄の名前がありました。

ギ号作戦のコピー第三次ソロモン海戦のコピー

海軍の飛行部隊というと特攻が有名ですが、
うちの大叔父は一式陸攻というそれよりも大型の7人乗れるような戦闘機に搭乗していたようです。

所属は三沢、第七〇五海軍航空隊。

山本五十六連合艦隊司令長官が最後に乗っていた飛行機も705空所属のもので、
敵機に見つかり撃墜されたようです。

久雄さんはその後サイパンに渡っているので、
山本五十六指令長官を乗せたパイロットではなかったですが。

偶然にもこれらを調べている時に役所広司さんの『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』をTVで見ました。
(山本五十六さんの命日が結婚記念日でびっくりしました!)

出てくる若いパイロットさん達が久雄さんに見えて、泣けてきて仕方なかったです。
会ったこともない大叔父なんですけどね。

久雄さんの教科書やノートをみたり(http://shiokuma21.blog69.fc2.com/blog-entry-686.html)、作文を見たりすると
やはり血のつながった人間が生きて戦地にいたんだなあと実感が湧きます。

あれらのノートを書いた瞬間は、しおくまの家で勉強してた普通の男の子だったんですよね。

映画の最後のほうで、南方の戦線を維持できないと悟った山本長官が
「彼ら(ラバウル等にいる兵士)は捨石になってもらう」と言います。

ああ、久雄さんも捨石にされた1人だったんだ。
そこで涙腺は崩壊。

トップとしたら苦渋の決断で、兵隊さん本人達もそういうことを覚悟していたでしょうけど
本当にやるせないです。

若いお兄さん達を捨て駒にしないといけない時代のなんと悲しいことか。

久雄さんは最後はサイパンで戦死されています。
飛行機に乗って死んだのか、他の死因だったのか。

骨も見つからず、白木の箱だけが帰ってきたそうなので、
真相は何もわかりません。

祖父は「あいつのことだし飛行機が不時着して、現地に馴染んできっと現地人として生きてるよ」と
語っていたそうです。

本当にそうだったらいいなあ・・・。


どこかの資料で飛行部隊は忙しくて一度も内地に帰れなかったと書いてありましたが、
そんなことはなかったようです。

というのは、自分の兄(私の祖父)の結婚式に出席しているからです。

昭和結婚式のコピー

昭和17年 第三次ソロモン海戦 従軍
昭和18年 兄の結婚式
昭和19年 サイパン玉砕

当時の生き証人の祖母に聞くと突然結婚式の当日帰ってきて、
「滋賀の駐屯地に仕事で帰ってきたから寄った」と言っていたそうです。

なんだか上官が気を回してくれた感じがしますね。

祖母によると「久雄さんはひょうきんな人で、俺はいい男ですが、俺に惚れちゃいけませんぜって言うてたわ。
面白い人やったけど、イケメンやなかった」そう。

なんか海兵さん、遊びなれてそうですね(笑)

お友達思いの人だったみたいで、海軍時代のお友達の写真もたくさんありました。
祖父も曽祖父もどんな気持ちでこれらの写真を残していたんでしょうね。
今回発掘されるまで納戸に押し込まれてましたが(苦笑)


いつの世も平和で、皆が笑顔でいられますように。

ご興味がおありの方もいらっしゃると思いますので、何点か写真を載せておきます。
よろしければ、ご覧ください。

甲飛行訓練修業記念  予科練のコピー
予科練演習 写真裏2のコピー 予科練円周写真裏 2
            表                            裏


予科練のコピー  
軍事郵便2のコピー 軍事郵便1のコピー



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