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熊と、写真と、しんきんと。

 (この記事を含む下二件の記事は
塩熊の現在の営業とは関係ないおまけなお話ですので、
ご興味のない方には大変申し訳ありません。
歴史好きな方はふーん、と思いながらお気軽にご覧下さい)



こんにちは、塩熊商店のitoです。

 

古い写真_110001のコピー 
古い写真IMG





いきなり、古い写真で申し訳ありません。

あまりに古い写真が出てきまして、
まあ、お盆ということで昔のことを思い出すのもおもしろいかも、
という事でお許しください。



写真の後ろの但し書きを見ると
なんと!大正9年。


当たり前ですが、戦前です。


母屋の前で写したっぽい写真で、
後ろにある塩熊ののれんは現存します、というか現役です(汗)


おそらく一番前でいい服着て写真に納まっている少年が、
先代の熊、長男の熊三郎だと思われます。
( 長男のなのに三郎の由来は「 「塩熊」の名前の由来」 ご参照ください )


どうも写真好きなひいじいさんの久次郎さん
(名前からご察しのように婿養子さんです)のおかげで、
結構写真は残っています。 



古い写真名称未設定 1のコピーのコピー


左の写真の後列左が熊三郎ですね。

こうみると結構男前ですが、
孫の私は晩年禿げちゃったとこしかイメージありません(汗) ↓
幼稚園のころ、禿げた絵を書いて「俺はもうちょっと毛がある!」と
怒られました(苦笑)

     IMG.jpg



この熊三郎、なかなか面白い男でして
塩熊の長男に生まれたくせに
戦争から帰ってきたらお金がなかったので、
本業を嫁にまかせて「みんなにお金を貸してくれる所をつくろう!」と
地元で信用金庫をつくっちゃったのです。



こうかくと簡単そうですが、
いろいろと大変だったそうです。


戦後 いろいろあってお金がなく、商売しようにも先立つものはなし。


信用金庫を作ろうと、出資金集めをするも、
「塩熊はしっているけど、信用金庫なんか知らんから金は出せん」
と追い返される・・・。


それまで、商家の長男として育ってきた熊三郎には
衝撃だったそうです。


いままでは「塩熊」の看板で商売していただけだったのか、と。
(たいした看板ではないんですが…)


古い写真1 11のコピーのコピー 
                 前列左

いまではありえないかもしれませんが、
熊三郎は塩熊の社長(ほぼ名ばかりですが)と信用金庫の
二足のわらじを履いていました。


元が大正生まれのがんこものなので
ちょっと危ない関係の人が返す気がないのに「金を貸せ」と
しんきんに乗り込んできて、断ると

「このしんきんの前にダンプ停めて入り口塞いで
入れなくしてやる!
それが嫌なら・・・・」

と言われて、


「そっちの事務所にうちの砂 ダンプに積んで入り口に降ろして
 入れなくしてやる!」


と言い返して撃退したとか、しないとか。
昔の事で、真偽は不明です。


これではどっちが、どっちだかわかりません(苦笑)
相手のほうもびっくりしたでしょうね~。

(あ、今は塩熊もこのしんきんさんもまったくこの様な事はありません。念のため。
40年も前の話ですし、本人も30年前に死んでいるのでいるので
何か問題があっても時効にして下さい)


兵隊の時は、米を炊けばお粥にし、荷物を持てば落とし、
まるで役に立たなかったそうです。


大正生まれの商家の長男なんて、
そろばんより重いもの持ったことないですからね(笑)


でも、役に立つのは交渉のとき!


日本軍のタバコなんかの物資を持って、
現地の村に行って食料と交換するらしいのですが
自分が行けば他の奴が行くよりいっぱい交換してくれる、
というのがご自慢だったそうです。


まさに大阪商人の本領発揮(笑)


昔の男にしてはウインドーショッピングが大好きで
(当時はそんな言葉すらないでしょうが)
休みになると大阪まで出て、
百貨店の屋上から、地下まで、
それはもう家具から、お惣菜まで見て歩いておりました。

どうも今にして思うと、
何が流行っているか、価格はどれくらいか
チェックしていたのかもしれません。

入院してもふんどしで、
死ぬまでパンツは穿きませんでした(苦笑)



お酒が大好きだったので、
いまごろは誰かとあっちでお酒を飲んでるんでしょう・・・。



最後になりましたが、今回信用金庫時代の写真は
H信用金庫さんから許可を得て拝借いたしました。

ありがとうございました。


古い写真をラガーフォトさんで焼き直しして頂きました。
古い写真は大事に保管しておいて、
焼き増ししてもらったものを展示したりしています 。


いつもお世話になってます。



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| | 2013.07.09 00:24
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| | 2013.07.10 19:27
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