
愛之助さんを見に松竹座に行ってきました♪
運よく知り合いの方からチケットを譲って頂くことが出来ました。
「歌舞伎好きなんです!」と周りに言っておくものです(笑)
本当にありがとうございました。
行けたのは、夜の演目「夏祭浪速鏡」。
簡単に言ってしまうと、義侠心に溢れた男が悪い舅を殺してしまう話。
殺しの「泥場」という場面が有名でよく上演されるそうですが、
今回は1幕からの通しなので
話の流れや登場人物の性格がよく分かり
何故舅を殺してしますのかが理解できます。
この舞台で一番印象に残ったのは、愛之助さんのふくらはぎ!!
すっごい筋肉だったんです!!
いやあ、鍛えてらっしゃいますね!
フンドシ一丁になるシーンがありまして、
上は刺青の付いた肉襦袢、太ももから下はそのまま。
上半身も肉襦袢なのでラインはよく見えまして、たるんでる感じはしません。
40歳を超えてはるとは思えないです。
1階席の前のほうの方はよく見えただろうなあ、とちょっと羨ましい(笑)
って、何に注目してるんでしょうか(苦笑)
市川猿弥さんも一場面出てらっしゃいました。
やはり、お上手ですね~。
前回の「新・水滸伝」の時とは違った小悪党役で、嫌みったらしくそれでいて茶目っ気があって、
猿弥カラー満載でした。
猿弥さんの場合、大向こうさんの掛け声が
屋号の「澤瀉屋 おもだかや」ではなく、「えんや!」だったのが不思議でした。
愛之助さんに「松嶋屋!」と声はかかっても、「愛之助!」とは声をかけないのにね。
なんとなく、猿弥さんの親しみやすいキャラ故かなあと思いました。
(愛之助さんが親しみ難いという意味ではありません!)
このお話は江戸時代に大阪の気風を研究して作られたお話で、
それによると大阪は
「理非を正して男を立てる気持ち」「男を磨く気質」なんだそうです。
(パンフレットより)
大阪というと商売っ気があり、「金・金・金」のように現代では描かれますが、
江戸時代は上記のようないい男な感じだったのですね。
女もかっこよく描かれており、
ある女が自分の顔が綺麗な為に信用してもらえないので、
自ら顔に火傷を作ってしまいます。
「そんなことをして(あなたの)旦那に申し訳がない」と他の人が言うと、
その女は自分の顔を指し「こちの人が好くのはここやない」、
「ここでござんす!」と胸を叩くのです。
かっこいい~!
まあ、元が美人さんなので成り立つセリフですね。
やはり歌舞伎って面白いですね!
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